2025年5月31日(土)に千葉県立幕張海浜公園にて、ダンスミュージック特化型ビーチフェス「THE BEACH 2025」が初開催される。第1弾発表でのThe Chemical Brothers (DJ SET) を皮切りに、Sara Landry、Mura Masa (DJ SET)、250(イオゴン)、石野卓球、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uら国際色豊かなラインナップが続々と発表され、ダンスミュージックファン、そしてフェスファンの間で話題となっている、今年注目のビーチフェスだ。
今回はそんな「THE BEACH 2025」のチケット、アクセス、持ち物といった基本情報、その他お役立ち情報をまとめたので、参加を検討している方は要チェック!
ABOUT:そもそも「THE BEACH」とは?
フェス好きの読者の方であれば、”初開催”と聞くと、意外と気になるのはどんなチームが主催しているかということではないだろうか。コロナ禍以降、フェスシーンにも新しいプレイヤーが続々と参入し、新しく立ち上がるフェスもあれば、残念ながらなくなってしまうフェスも多い。そんな中、本フェスを手がけるのは、これまでに Fatboy Slim (ファットボーイ・スリム) 、DJ Harvey (DJ ハーヴィー) 、Peggy Gou (ペギー・グー) など、数々のDJ/プロデューサーを招聘し、クラブイベントやフェスティバルを主催してきたパーティー「ACiD: A Concept in Dance」のチーム。
「初回からなぜこんな豪華なラインナップが揃うのだろう?」と疑問に思った方もいたかもしれないが、「ACiD」は2023年にもNina Kraviz (ニーナ・クラヴィッツ)らをラインナップしたフェスを手がけており、これまでの実績と信頼があるからこそ実現したフェスということで、初開催ながらこの豪華ラインナップがから揃ったことが理解できるはずだ。
ACCESS:フェス会場はどこ?
初開催で気になるのは、やはり会場。今回「ACiD」チームが会場に選んだのは、千葉県立幕張海浜公園。サマーソニック(東京)が開催されるZOZOマリンスタジアム側のビーチや芝生エリアが広がる公園での開催となり、駅からのアクセスもよい都市型のフェスと言える。
最寄りとなる海浜幕張駅周辺には、アウトレットモールや飲食店などの商業施設も充実しており、フェスティバル前後の腹ごしらえや買い物にも困らない。21時終演予定なので、フェス終わりに食事や打ち上げを楽しむことも可能だ。
また会場近くにはビジネスホテルをはじめ、宿泊施設が充実している。徒歩数分圏内の「ホテル グリーンタワー 幕張」や「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」をはじめ、海浜幕張駅周辺はお手頃〜高価格帯まで、幅広く宿泊施設を選ぶことができる。遠方から参加される方や、フェス終わりにゆったり過ごしたいという方は早めに宿泊施設を押さえておこう。
【電車】
最寄り駅は、JR京葉線「海浜幕張」駅。南口から徒歩10分程度の場所に位置しており、駅に降りてからシャトルバスなどに乗る必要はない。また21時終演予定なので関東圏在住者は終電の心配も少ない。
【車】
会場隣接のオフィシャル駐車場が台数限定で用意されている。値段は1日5,000円。駐車場利用者は一般エントランスではなく、駐車場側特設エントランスから入場可能。ただし再入場は不可。チケットの購入には駐車場予約サービス「アキッパ」への会員登録(無料)&事前予約をお忘れなく!
編集部ワンポイントアドバイス
歴史を遡ると、「JAPAN JAM BEACH」、「BIG BEACH FESTIVAL」、「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL」などが開催されたことのあるフェス好きにとっては馴染みの会場。近くに商業施設などもあるので、入場前の忘れ物や急なトラブルも安心。ただし再入場は不可なので注意!
TICKET:チケットはまだ買える?
現在、一般前売券(¥15,000)が発売中。楽天チケット、チケットぴあ、e+ (イープラス)、ZAIKOの各プレイガイドで購入可能となっている。当日券も公式サイトには記載されているが、¥18,000と前売りより割高なので、なるべく早めに購入しておきたい。
【券種】
・一般前売:¥15,000
・デラックス:¥30,000
・デラックス・アップグレード:¥15,000 (当日現地にて購入可能)
・駐車場チケット:¥5,000
デラックスチケットもおすすめ!
VIP/デラックス専用のエントランス、バー、トイレをはじめ、ステージ最前列に確保された優先観覧エリアを利用できるデラックスチケットもおすすめ。日除シェードやフリーシーティングエリアも充実しているので、リザーブ席のないVIPチケットと言って申し分ない。また⼊場の際に、全ての⽅にIDチェックがあるので、顔写真付⾝分証明書(⽣年⽉⽇記載)をお忘れなく!
編集部ワンポイントアドバイス
枚数限定になるが、当日にデラックスへのアップグレードも可能。ちなみにデラックスは、顔認証入場+手ぶら決済なでスマートにフェスに参加できる。専用レーンや優先エリアなどが用意されているので、初参加や久々のフェス参加、とにかく快適に過ごしたい方におすすめ。
FOOD:フードエリアには15店舗が集結!
「THE BEACH」はフードも充実!現在15店舗の出店がアナウンスされており、フェスでの定番フードに加えて、シーフードが味わえるのお店の出店も!
ガッツリ派の方は、ラーメン(鶏小屋)、カレー(NICO)、チキンライス(Mr.chicken鶏飯店)、焼きそば(富士山食堂)など、麺・米系も充実! 片手で食べられる牛タン串(舟倉亭)、ホットドッグ(CRAZYDOG)、ケバブ(ナザルケバブ)などもダンスミュージックフェスでは人気の一品だ。他にもフェスでよく見かける、肉巻きおにぎりやもちもちポテト(ドラゴンキッチン)から、初夏のビーチフェスということで、地元・千葉の漁師自慢の海鮮焼き(makana)や冷たいフルーツ(わらべ)も用意されているので、シーンにあわせてフードも楽しもう!
FASHION:服装&持ち物
5月末という快適なシーズンの開催となるが、この時期は気温が急に上がることもあるので暑さ&熱中症対策も怠らないようにしたい。海沿いということで、夕方からは気温が下がることもあるので天気予報をチェックした上で、上着も用意するか判断しよう。
足元に注意!
会場は芝生と砂浜なので動きやすい靴がおすすめ。砂が入り込むことも想定した上での履き物がベター。都市型とはいえ、ヒールや革靴は不向き。
雨&風対策
梅雨入り前の季節ではあるが、野外開催なので雨予報の場合は、防水の上着などを用意しておきたい。ただし傘の持ち込みは禁止。また海辺ということで風が強いことも想定した上でのファッションが理想。
クローク有&グッズも!
手ぶらで踊りたい方やグッズをたくさん購入した方は、会場内にクロークに荷物を預けることも可能。ダンスミュージックフェスなので、電子マネーなども活用しながらできるだけ荷物を少なく身軽に踊ろう!
編集部ワンポイントアドバイス
⼊場時に必要なID(⽣年⽉⽇記載の顔写真付⾝分証明書)は忘れずに!またファッションは、同時期に海辺で開催される、「GREENROOM FESTIVAL」や「森、道、市場」の過去ファッションスナップもご参考に!