【2023年上半期】アジア開催の音楽フェス20選 | クロッケンフラップ、ウルトラ、ローリング・ラウドほか

2010年代後半より、アジアでのフェス開催が活発になり、コロナ禍を経てその状況はより本格的になっている。2023年はアジア・フェス市場の拡大へ向けた第一歩となる様相を見せており。ロラパルーザのインド開催などは、その代表例とも言える。高温多湿といった気候の東南アジア、同じく高温のインドなど、夏季にフェスの開催が避けられてきた地域も多かった一方で、アメリカ、ヨーロッパなどでは11月から翌年の3月までの期間は気温が低いためフェスの開催が少なくなる。そこでライブ・ネーションなどの大手フェス・プロダクションが、熱い視線を注いでいるのがアジア市場。日本からは欧米に比べ距離も近く、時差も少なく利点も多い。今回はそんなアジアで2023年上半期に開催されるフェスの中から、日本人におすすめ/知ってほしいフェスをまとめました。

※各国の入国情報やフェスへの入場規制などは、1月10日時点のものため、詳細は公式サイトをチェックしてください。



1.Wavy Baby Fest@フィリピン

フィリピンのスーパースター、ジェームス・リードが発案者となって、セブ島で今回が初開催となるWavybaby。セブ島で伝統的に1月の第3日曜日に開催されるシヌログの前週の開催とあってセブ島全体が大きな期待を寄せている。マーケット、スポンサーのキャンペーンブースなども設置され、楽しめる空間となっている。入場の際にワクチンの接種証明の提示が必要とのこと。

日程:2023年1月13日(金)~14日(土)
会場:フィリピン/ セブ島・マンダウエ市NRA地区/マレコット
公式サイト

2.Lollapalooza India@インド

言わずもがな、モダン・フェスの租であるロラパルーザのアジア初開催はインド。インドのアーティストの新規性に魅了されたと創始者のペリー・ファレルが語り、アジアへの進出の第一歩としてムンバイにて初開催。2022年度末までは日本からはワクチン接種証明書のみで入国可能だったインドが、2023年1月時点では、日本からのインド入国はPCR陰性証明書が必須に変更となっている。

日程:2023年1月28日(土)~29日(日)
会場:インド/ム ンバイ マハラクシュミ競馬場
公式サイト

3.Mahindra Blues Festival@インド

ムンバイを代表する映画スタジオを使用し開催される、ブルース・フェス。例年ブルースの大御所アーティストがラインナップに並び、海外からの参加者も多い。

日程:2023年2月11日(土)~12日(日)
会場:インド/ ムンバイ・メボオブ・スタジオ
公式サイト

4.PLUS63 Music & Arts Festival@フィリピン

フィリピンのプロダクト・デザインをメインとする企業、Plus63が2016年より開催しているアート/音楽のフェス。過去にはSteve Aokiも出演している、ダンス、ヒップホップがメインのフェス。今年のヘッドライナーは、ジョージとケラーニ。

日程:2023年2月18日(土)
会場:フィリピン/ セブ島・SMシーサイド・コンプレックス
公式サイト

5.Sundancer Thailand@タイ

タイのコピピ諸島最大の島、ピピ・ドン島で開催されるSundancer Thailandは、2020年コロナ禍に突入する直前に初開催されたフェス。音楽以外にリゾートを堪能したい人向けにカヤッキング、トレッキングなどが含まれたウィークエンド・パス(2023年分はソールドアウト)、土曜日はボートでの船上パーティ、19日はビーチ・パーティと1つのフェスで2つのスタイルのフェス、複数のアクティビティーが楽しめる。

日程:2023年2月18日(土)~19日(日)
会場:タイ/ ピピ・ドン島マヤベイ・クルーズ、ピピ・プリンセス・リゾートなど
公式サイト



6.Vh1 SuperSonic@インド

インドの音楽フェスのパイオニア。これまでも開催の1ヶ月までラインナップが発表されない…なんでことがザラであり、これはインドの他のフェスにも見られる特徴。過去にはマシュメロ、インキュバスと行ったアーティストが出演、近年はEDMが多勢を占める。日本のクリエイティブマンが主催する「SUPERSONIC」とは無関係。

日程:2023年2月24日(金)~26日(日)
会場:インド/ マハーラーシュトラ州プネー ハラクシミ・ローンズ
公式Twitter

7.The Alex Blake Charlie Session@シンガポール

シンガポールのクリエティブ企業である、24OWLSが主催し、2019年にKero Kero Bonitoをはじめ、女性を中心としたラインナップで成功を収めたフェスがコロナ禍を経て、今年2回目の開催。今回も女性アーティストでラインナップを構成しての開催となり、サッカー・マミー、日本から青葉市子も出演。各国のフェスでも大きな注目を集めるジェンダー・バランス。この問題に意欲的に取り組んでおり、世界的に見ても、先進的なフェスである。

日程:2023年2月25日(土)
会場:シンガポール/ パシル パンジャン・パワーステーション
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8.浮現祭 Emerge Fest@台湾

2019年より台中ではじまったEmergre Festは台湾、日本との友好イベントを双方で開催するなど、日本との関わりが深い。2023年もSugizo、春ねむりなど、日本のアーティストを含むラインナップで開催される。毎年2月の日本国内でのフェス閑散期に開催されることから、日本のフェス/音楽ファンにとってはアクセスしやすい。

日程:2023年2月25日(土)〜26日(日)
会場:台湾/ 台中市 鰲峰山運動公園
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9.Clockenflap@香港

香港を代表するフェス、クロッケンフラップ。香港の政治的混乱のため2019年の開催中止から、コロナ禍を経て4年ぶりの開催。香港は2昨年末まで空港到着時と2日目の合計2回のPCR検査が必要だったが、現在は撤廃されている。状況は変わると、入国基準も変わるので参加する際は航空会社や大使館のサイトを随時チェックしよう。

日程:2023年3月3日(金)~5日(日)
会場:香港/ 中環駅 セントラルハーバーフロント
公式サイト

10.Wanderland@フィリピン

イベント、ライブのマーケティングをメインの業務とするKarpos Multimediaが2013年からプレイベントなどを経て、フィリピンで開催されているフェス。国内外のアーティストを招聘し、この時期に開催するアジアのフェスのパイオニア的存在とも言える。マニラ近郊で参加しやすいのも利点。入場の際にはワクチン接種証明の提示が必要、17歳以下の人はチケット入場者の同伴者で2人まで入場可能。

日程:2023年3月4日(土)~5日(日)
会場:フィリピン/ マニラ郊外アラバン市フィリンヴェスト・シティ・イベント場
公式サイト

11.Ultra Abu Dhabi@アラブ

あまりフェス開催の印象がないアブダビだが、れまでCramfieldsなども開催されている。そこへUltraブランドが中東へ上陸。フェラーリ、ワーナー・ブラザーズのテーマ・リゾートがあるヤス島で開催。観光客向けの高級リゾート開発がなされており、近隣のホテルの価格が高価格なのが難点ではあるが、中東のフェスとしては随一の規模となる。

日程:2023年3月4日(土)~5日(日)
会場:アラブ首長国連邦/ アダブビ エティハド・パーク・ヤス島
公式サイト



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船上フェス、アジア初上陸フェスも!

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