レポート

【ライブレポート】水曜日のカンパネラ @ SWEET LOVE SHOWER 2017

Mt.FUJI STAGEの2日目には水曜日のカンパネラが2年連続で登場。今年は最新アルバム『SUPERMAN』を発表し、日本武道館公演も敢行し、「SWEET LOVE SHOWER 2017」にやってきた。水曜日のカンパネラのライブは当日の会場との相性で演出やセットリストが変わることが多く、主演を務めるコムアイの対応力も相まって、何が起こるかは完全に予測不能。この日はいきなりステージ脇から巨大な可動式モニュメントに乗って登場すると、観客の中を移動しながら360°全方位に向けて「マルコポーロ」を披露。ステージと観客が向かい合う通常のライブ形式を痛快に壊していく。「大好きなSWEET LOVE SHOWERのみなさんこんにちはー!」と挨拶すると、会場に向かってくる観客に「まだ始まってないから! 早く早くー!」と声をかける姿もこのグループならではだ。SE的に挿入される蝉の音も夏の終わりを感じさせるようでたまらない。

ようやくステージにたどり着くと「シャクシャイン」では「カモン山中湖!」と観客を煽り、上空のカメラに向けたポーズをスクリーンに映し出す。また、実はこの日彼女たちは渋滞に巻き込まれギリギリに到着したそうで、MCで「30分前に着いたぞー!」と告げて笑いを誘うと、そこからジューク/フットワークを取り入れた「ウランちゃん」へ。続く「ユタ」ではステージを降りて観客のもとに向かい、後方から茶色の巨大な物体が観客の頭上を練り歩く。そのまま客席で披露した「一休さん」ではこの日一番の歓声が上がり、会場は一面ダンスフロアに変わった。

ラストはディスコブギーやミニマルテクノと沖縄民謡を掛け合わせたような、尖りまくったアレンジの「桃太郎」。原曲の面影をほとんど無くしたアブストラクトなトラックに乗って「きっびっだーんきびきびだーん」と観客を巻き込んで大合唱すると、最後はコムアイがお馴染みの透明な球体に飛び込み、観客の中にダイブ!狂乱のステージを終えた。気づけばステージ上で歌ったのは2曲のみ。持ち時間のほとんどを観客と最も近い場所で過ごすという、自由でエキセントリックな雰囲気全開の彼女たちらしいライブだった。

LIVE PHOTO

Text by 杉山仁
Photo by 岸田哲平

水曜日のカンパネラ @SWEET LOVE SHOWER 2017
8/26(Sat)12:00〜 @Mt.FUJI STAGE

1. マルコポーロ
2. シャクシャイン
3. ウランちゃん
4. ユタ
5. 一休さん
6. 桃太郎

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017

日程:2017年 8/25(金) – 27日(日)
場所:山梨 山中湖交流プラザきらら
公式サイト:https://www.sweetloveshower.com/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/spaceshower_sweetloveshower/

SWEET LOVE SHOWER 2017
Festival Life特設ページ

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