フェスな人016 | 世界を旅するキャンディーレイバー Party Fish Yuri

フェスで見かけたあんな人やこんな人、有名無名問わず最高に楽しんでいる(=フェスってる)人たちにインタビューする「フェスな人」。今回は、日本のフェスはもちろん、海外フェスにも足繁く通っているParty Fish Yuriさん。キャンディーレイバーとして活躍する彼女の活動のキッカケを聞いてみました。

Interview:Party Fish Yuri


-まずはじめに自己紹介をお願いします。

Party Fish Yuriです。色々な国のフェスに行って、そのフェスのカルチャーやファッションを日本や世界に紹介する仕事をしています。具体的にいうと、「iHeartRaves」や「Freedom Rave Wear」というアメリカのアパレルブランドから衣装提供をしてもらって、いろんな音楽フェスを飛び回ってます。

他には、週末にパーティーをはしごして、ファッション、音楽の情報を収集しつつ、それを元にして色々なカルチャーを発信したり、ブランドのサポート、来日アーティストをアテンドなどもしています。

-インフルエンサーのような感じですかね?

そうですね。今衣装を提供してもらっているブランドは、アジア人だと私だけで、「EDC JAPAN」のときも「iHeartRaves」のクルーとして、スナップチャットで現地の様子を配信レポートしていました。

-どういった経緯でそのような活動をすることになったんですか?

マイアミで開催されいる「Ultra Music Festival」のアフタームービーを見たのがキッカケで興味をもって、2013年に実際にマイアミに行ったんですよ。フェスのことはもちろん、英語も全くわからなくて、勢いでとりあえず行ってみたんですが、今まで自分が行ってた音楽イベントとは全然違う衝撃を受けて。

-どんなところに衝撃を受けたのですか?

特にファッションの自由さに感動して、日本に帰ってきてからもいろいろ調べて、いろんなブランドを知って、それを扱うお店を自分で立ち上げようと思ったんです。

-いきなりお店ですか?

そうなんです。勢いでマイアミに行ったのと同じで、勢いで大阪の心斎橋にお店を・・・。

-すごい勢いですね(笑)。具体的にその店ではどんなものを扱っていたのですか?

ビーズのアクセサリーですね。キャンディーって呼ばれるものなんですが、フェスのときに交換する文化がアメリカにはあって、それを日本で流行らせたくて始めたんです。そのキャンディーをつけてる人をキャンディーレイバーって言うんですが、当時の日本には全然いませんでした。なのでお店を始めたころは全然人が来なかったんですが、EDMのブームも重なって、徐々にメディアなどで取り上げてもらって知ってくれる人も増えていきました。

-人気バラエティ番組「BAZOOKA!!!」にも出演されたと聞きました。

「現代不良少女服飾入門」という企画で、「黒ギャル」、「キャバ嬢」、「パンク」、「キャンディーレイバー」が集まって、それぞれのファッションのこだわりや文化を語るという番組に出演しました。その頃から、お店の調子も良くなってきて、海外にも行く機会も増えていきましたね。

-その中で先程お聞きしたブランドとのつながりができていったということでしょうか?

そうです。たまたま「iHeartRaves」のクルーと友達になって、一緒に仕事しようよみたいなノリで衣装を提供してもらうことになって、そういうたまたまみたいなことが重なって今につながっています。

クラブから海外フェスまで同じテンションで参加!?

-普段はどんなイベントやフェスに行っているのですか?

小さいクラブから海外フェスまで、気になることがあったり、呼んでもらったりしたらどこでも行きます。ジャンルもハウス、テクノ、ドラムン、サイケ、ヒップホップなどなど、幅広く好きなので。大きいフェスだとULTRA以外は「Global Gathering」や「EDC」とかに行きました。友達に呼ばれて週末にクラブに行くくらいのテンションで行きます!出費はかなりきついですが(笑)。

-これまでフェスで観た中で特に印象に残っているアーティストを教えてください。

感動したのはKnife Partyですね。演出も含めて彼らの世界に引き込まれてしまって、この人たちのステージを全部見たいと思ってイギリスとかオランダとか韓国、台湾、タイまで見に行きました(笑)。

-Yuriさんが感じている、今のフェスファッションの流行を教えてください。

海外はお尻ブームですね。お尻を出したボディースーツが流行っています。日本ではキラキラしたラメで目元や頬を華やかにする、グリッターメイクも流行ってますね。注目のブランドで言うと、「iHeartRaves」「Freedom Rave Wear」はもちろんですが、日本でも「24h PARTY」というブランドもかわいいのでぜひチェックして欲しいです。

Photo by Etoo
Text by Alice