奥浜レイラのフェスコラムvol.2 | 今年のフェス始めはコーチェラ #laychella

この時期にはじめるものといえば、冷やし中華かフェスティバルのどちらかでしょうという具合に、全国的にフェスの花が咲くシーズンとなりましたね。みなさま、フェスティバルはじめましたか? わたしはずいぶん前から、「音楽が好きで、フェスが好き(かつ、音楽について書いたり喋ったりする仕事をしている)なら一度は行っておきたい!元気なうちに!」と決めていたアメリカの音楽シーンの最先端である「Coachella Valley Music &Arts Festival」(通称コーチェラ)をもって、今年のフェスはじめとなりました。

満を持して!ついに!その時がきた!ヒャッホー!

と、そのくらいテンションがあがるのも無理はなくて、まずひとつ、このフェスはチケットが入手困難なのです。発売からすぐに売り切れるんですね。チャレンジしたことがあったわけではないのですが、毎年の「今年も○分でソールドアウト!」のニュースを見るたびに「こんな一般人、しかも日本からそんなの取れるわけがないじゃないか!」と決めつけて、トライもせず諦めていたのでした。それが今回の経験をもって、声を大にして言いたい。チケットは意外と取れるし、行くのはそれほど大変ではない!(ただしプラスαのお金はかかるけど)。

毎年、コーチェラのライブのストリーミング中継に早朝からかじりついていたわたし。同じように「このすごいライブを生で観るにはどうすれば?」と思っている方へ、それから今後の自分自身への記録として、どんな風にしてコーチェラの会場にたどり着いたのか金銭的なことを含めて書き残しておこうと思います。

勢いでチケットゲット!

さて、肝心のチケットについては時系列で。6月にチケットの発売開始。ただし、規定枚数はすぐに売り切れ。そのタイミングではコーチェラ行きは決めていませんでした。11月に香港のフェス「Clockenflap Festival」に行った際に、友人たちと相談して「来年はコーチェラだ!」と酔ったテンションでぼんやり決定。1月の初め(たしか日本時間で3日)、ラインナップの発表。

今年のヘッドライナーはThe Weeknd、Beyoncé、Eminem!去年妊娠のため出演がキャンセルになったビヨンセは、リベンジとして相当やばいステージを用意してくるに違いない!と高まる。日本時間で1月6日朝に追加のチケットとともに発売する「ホテル&会場へのバス込みのパッケージが楽なのでは?」と相談の上、ちょっと早い5日の夜にそのページを開いた友人から「なんかもう取れちゃった」と連絡あり。「うわー!公式サイトに繋がらない!」などの争奪戦もなく、すんなりチケット入手。(友人に感謝!)

この「Hotel Travel Package」というプラン、会場からバスで1時間のパームスプリングという町に4泊(わたしたちは4人部屋)、会場へのシャトルバスも、もちろん会場に入るための3日間共通のリストバンドもセットになって、お値段・・なんと約15万円!と、通販番組ライクに発表してみましたが、全然安くはないですね。飛行機、パームスプリングスまでのレンタカー代は別ですし。

ただ、期間中は周辺のホテル代が高騰するのは目に見えているし、下手したら自力じゃ取れないタイミング。ちょっとばかり高くても、その労力や、チケットもホテルも取れるかしらとヤキモキする時間を考えたらそれ相応の金額かも。パッケージプランということもあってか、発売前日の夜のうちに取れたしね!(時差の関係で、追加販売のスタートはこっちの早朝だったので、朝がとても苦手なわたしにとっては早起きの必要がないというだけで喜び2割増)

パズルとともに渡されたリストバンド

行ってみると、シャトルの乗り場も近いし、ホテルの部屋は広いし、毎日昼から入場無料のプールパーティはあるし(一回も行ってないけど)で、たいへん快適でございました。初めてで、お金をそれなりに払っても安心感や便利さまで買えるならそれで良し!という方には、このパッケージをおすすめします。ホテルプランだと、フェス当日の朝こんな箱に入った部屋の人数分のパスがもらえます。なぜかパズルとともに。

ちなみにコーチェラ、VIPのパスやら、バックステージにも行けるグランピング(豪華版キャンプのこと)やら、上をみるとキリがないのですが、わたしたちの入手したパスは一般的なGeneral Admissionというもの。その“上”がすごいことになっていて注目されがちなので、セレブのフェスとか言われている節があるけれど、がんばれば手が届くフェスだと思います。庶民のわたしでも行けたので。

その気になれば会場に車で入ってキャンプができるプランもあり、金額をおさえる方法もあります。今回はキャンプサイト内は覗いていないので、シャワーの状況など分からなくて詳細をお伝えできず申し訳ないですが。飛行機のことも書いておくと、直行で往復11万円弱くらいだったはず。パームスプリングスにも空港があるのですが、乗り継ぎに時間がかかるうえ金額が上がるので、運転ができる人はロサンゼルス国際空港から約3時間のドライブ推奨。推奨しておきながら、わたしは運転ができないので同行のみなさまにお世話になってしまいました。てへ。空港から宿泊施設のある各町へのバスもあるみたいです。わたしのように免許がない方はそれも使えそう。

コーチェラで髪を切る!?

なんて、細かく思い出しているあいだに長くなってまいりました。まだ会場の入り口にもついていないという。砂漠フェスでの服装とか、ファッションについても書こうと思ったのですが、次回のお約束にさせてください。アメリカのフェスはだいたいそうで、やっぱりコーチェラも露出上等!な方が多く、はじめはまぶしくて直視できません。が、半日もいればおっぱいやお尻が当たり前になります。そんな目くらましみたいな状況で見つけた、日本でも真似できそうなファッションの傾向などもご紹介予定。

そうそう、余談ですがホテルのあったパームスプリングスという町がいいところでした。全体的にレイドバックした雰囲気ながら、錆びていない感じというか。コーチェラのシーズン以外は、基本的にゴルフをしにきたお客さんが宿泊する場所でどうやら避寒地のようです。ホテルのとなりにはカジノもあったり(これも行ってないんですけどね)、レストランも、大きいスーパーもあり便利。ぐるりと山に囲まれていて景色もいい。天気がよくて暑かったので、髪をさっぱりさせたくなりました。

パームスプリングスで美容院を探して突然ショートカットにするというなかなかチャレンジングな試みもしましたが、とても満足いくカットだったので美容師さんのセンスも信頼できる町と言っていいでしょう。ちなみに『brien o’ brien』というお店のアーロンさんが担当でした。もしコーチェラに行って髪を切りたくなったらぜひ。ってそんな人はあんまりいないか。

たくさんの思い出をもらって、髪の毛を置いてきたコーチェラの旅話。次回もうちょっとだけお付き合いくださいませ。

奥浜レイラ
2006年より日本テレビ『ズームイン!!SUPER』レポーターとして活動開始。その後スペースシャワーTVやテレビ神奈川、bayfmなどでVJ・DJとして洋楽を紹介。2008年からはサマーソニックのステージMCを担当し、プライベートでも国内外のフェスに足を運ぶ。映画ファンで、観客として舞台挨拶の司会者として映画と毎日関わっている。ヴィンテージショップが好き。

奥浜レイラのフェスコラムvol.1 | フェスデビューはグレイトフル・デッド!?