日本一標高の高い絶景フェス「ハイライフ 八ヶ岳2021」が来年へ延期に

2021年9月11日(土)、12 日(日)に山梨・八ヶ岳のサンメドウズ清里にて開催される予定だった、アースガーデン主催の音楽フェス「ハイライフ八ヶ岳2021」が来年へと延期となった。

実行委員長 三上浩太より

・最後まで悩み抜きましたが今年は開催延期とさせて下さい
8月17日の政府の専門家会議で、山梨に対して、まん延防止等重点措置が適用されました。
開催予定地のここ北杜市も対象市町村に入り、山梨県でも感染者の増加や病床のひっ迫が叫ばれています。多くの来場者が首都圏からの参加となるこのフェスを開催することに、地元の人間として胸を張ることがで来ませんでした。ご来場を予定されていたお客様、出演予定だったアーティストの方々、関係する全ての方々に心からお詫び申し上げます。
・未来につながる希望の開催延期を
ハイライフ八ヶ岳の開催には地元の有志で実行委員会をつくっています。
「このフェスを八ヶ岳と清里の地域のためにしたい」これが間違いなく僕たちの原動力です。その思いに胸を張れる、来年に繋がる開催延期にしたいと願っています。
残念な思いをさせてしまい重ねて申し訳ありません。
これからハイライフ八ヶ岳を育て地域の誇りにできるよう、今後の動きをつくっていきます。どうかハイライフ八ヶ岳を一緒に育てていただければ幸いです。

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北杜市長 上村英司さんより

この度は、コロナ禍により、『ハイライフ八ヶ岳』の開催を延期とされ、実行委員会の皆様、関係者の皆様においては、苦渋の決断だったことかと思います。
大変残念ですが、ぜひ来年は、イベントの規模を拡大して、盛大に開催していただきたいと願っております。
また、参加者の皆さまはコロナ禍が収束した後には、ぜひ八ヶ岳、北杜市を訪れていただくよう、どうぞよろしくお願いいたします。

※上村市長はトーク登壇者としてご参加の予定でした。
 また北杜市はフェス開催へご後援をいただいています。

また、開催延期判断についての詳細も主催者側から公開されている。

■デルタ株による感染増大の傾向が続いています
昨日8月26日時点で全国の新型コロナ新規感染者数が2万5千人に迫り、いまだ増加傾向にブレーキがかからない状況が開催延期の直接的な要因です。フェス開催の地元の山梨県での感染数も同様に増加傾向にあります。東京ではピークアウトの兆しがありますが、地方ではまだ拡大基調にある段階で、私たちの想定の斜め上をいくデルタ株の拡がりが判断の根本にあります。

■地元地域の自粛休業も拡がり、
 開催へ不安の声が圧倒的となってしまいました
また、地域の実行委員会と有志スタッフ皆さんと長時間のミーティングを持ちましたが、山梨県など自治体と関係者などからのイベント自粛要請、地域での休業判断の拡がりなどもあり、住民からのご意見も開催への不安から中止か延期を求める声が圧倒的に多いとのことで、重く受け止めることとなりました。

■参加者からの声も4割以上が不安と不参加の声でした
さらに、フェスのWEB上で、参加予定の皆さんからの声を募り、2日で150件に迫る書き込みをいただきました。出演予定のアーティストや出店者の方からの声も含まれ、とても丁寧でハイライフ八ヶ岳自体に好意的な内容が大多数でしたが、その中でも今年は不参加、もしくは参加を迷われているという内容が4割以上を占めました。私たちはこれもとても重く受け止めました。

■地域の実行委員の友人や、スタッフへの感染の拡がり
昨夜の地域ミーティングの参加者の身近で、この2−3週間のうちに新型コロナの感染者が複数人でており、皆さんの多くが感染リスクを身近に感じ、同時にフェス開催に不安を感じていることをお聞きしました。
東京を拠点している私たちは既に身近な感染例に慣れつつあるように思いますが、清里では今こそ緊張感が高まっていると実感するお話しでした。感染の広まりを、第一波、第二波と波に例えますが、新型コロナの「波」とそれによる「不安」が、今まさに山梨県とその地域に届いているのだと思います。

■事前PCR検査やワクチン摂取者による開催の可能性など
特に参加者からの声で、事前PCR検査やワクチン摂取者による開催などを追求して欲しいとの要望が多数ありましたが、今からの準備ではコスト、周知のいずれもスピード的に間に合わず、対応の中でアーティスト出演者にも一定の感染者が出てくる可能性が否めないこともあり、開催判断の要素として検討を進められませんでした。

チケットの払い戻しなどについては、後日発表される予定となっている。



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