12月25日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて、映画「Song to song」が公開される。
本作品は、ルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマン、ケイト・ブランシェットらを迎えたテレンス・マリック監督のラブストーリー映画。
制作会社は、「mid90s ミッドナインティーズ」「沈黙 ―サイレンス 」「女王陛下のお気に入り」などヒット作やアカデミー賞の候補作を送りしている映画スタジオのウェイポイント・エンターテインメント。本作には、オースティンで実際に開催されている音楽フェスでも撮影が行われ、イギー・ポップ、パティ・スミス、ジョン・ライドン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズらも出演する。
あらすじ
音楽の街、オースティン。何者かになりたいフリーターのフェイ(ルーニー・マーラ)は、成功した大物プロデューサーのクック(マイケル・ファスベンダー)と密かに付き合っていた。そんなフェイに売れないソングライターBV(ライアン・ゴズリング)が想いを寄せる。一方、恋愛をゲームのように楽しむクックは夢を諦めたウェイトレスのロンダ(ナタリー・ポートマン)を誘惑。愛と裏切りが交差するなか、思いもよらない運命が4人を待ち受けていた…。
著名人コメント
IMALU(タレント)
問題を抱えた不器用な男女たちを演じる豪華俳優陣と、自由に言葉を発する豪華ミュージシャン達!ちょっとした表情や仕草の生々しさと美しい日常の景色はミュージックビデオを見ているような気分になりました。
菊地成孔(音楽家・文筆家)
鬼才テレンス・マリックの最新作は、エマニュエル・レベツキの驚異的なカメラアイによって、映画が最も「音楽」そのものに近ずいた記録となっている。そして物語は驚くべき流れに。言葉を失う経験。
巽啓伍(never young beach/Bass)
何者かになれた人々を羨むことはよくある。ただ彼らは彼ら自身が本来夢見た場所に本当に立っているのだろうか。誰もが何かしらを落とした先に希望を見つけ、其処に存在しているように思う。
岩井俊二
テレンス・マリックは映像の詩人である。その描く世界は恐ろしいほどコンテンポラリーで、世界がまだ追いついていない。
オカモトコウキ(OKAMOTO’S)
永遠に続いて欲しいような美しいシーンが続く。無作為に思えるが、一瞬の光の入り込み方にすら意図が張り巡らされている。簡単に理解しづらく、何度も観たくなる所も含めて、正しく「映画」でした。贅沢な一作です。
「Song to song」
日時:12月25日(金)
概要:アメリカで指折りの音楽の街、オースティンで、それぞれに幸せを探す4人の男女の人生が交差するラブストーリー
公式サイト
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