奥田民生×TOSHI-LOW×ホリエアツシ×佐藤タイジ「THE SOLAR BUDOKAN」スペシャル座談会(FJPodcast 9月18日配信回)

フェスに特化したポッドキャスト番組『Festival Junkie Podcast』(MC:津田昌太朗)の9月18日配信回では、生配信と収録ライブが組み合わさった新しい形のフェスとして開催される「THE SOLAR BUDOKAN 2020」スペシャル企画として、ストレイテナー・ホリエアツシ、奥田民生、OAU・TOSHI-LOW、さらにオーガナイザーの佐藤タイジによる4人のライブ終わりの座談会の様子が配信された。

今フェスを開催する意義は?


―今年、コロナでライブが中止になる中で、TOSHI-LOWさんのニューアコ(New Acoustic Camp)は「やる」という決断をして。「THE SOLAR BUDOKAN」も形は違えど「やる」ことにしてここに至るわけですけど、ニューアコのオーガナイザーとして中止をしなかった心境としては?

TOSHI-LOW:要は、やめようと思ったんですけど、思えば思うほど、俺は根性が曲がってるから、隙間を見つけられるというか。「こんだけ(観客を)入れていい」とか、野外だったら感染のリスクが少ないとかってことをちゃんと守れるんだったら、あえて、いま言われてる内容を守ってやってみるっていうのは……言い方はすげえ変なんですけど、未知なる世界に行くのって、俺は嫌いじゃなくて。だって、今後コロナが無くなるとは限らないし、コロナ以外の菌もあるかもしれないから、新しい生活スタイルができてきて。正直、コロナが終わっても、いきなりみんながハグする世界には戻らないと思うんですね。

佐藤タイジ:そうなんだよね。

TOSHI-LOW:だったらこの段階で、ちゃんと手を洗ったりっていうのを守った上でやれる最低限をやってみるのが、今年やれることかなと思って。ゼロを1にしてみたかったっていうのが正直なところで。だって、どこに行ったって誰が伝染るかなんて分からない社会で生きてる中で、音楽が好きな人はそのリスクを負いながらコンサートやフェスを楽しむスタイルになっていくわけだから。だったら早めに一歩を作ってしまった方がいいかなって、俺は思っちゃってるタイプです。

佐藤タイジ:一緒やな。できることをやっておかないと、この先の方がきつくなる可能性もあるわけやんか。いまできることをやっておいたら、もし来年もっとハードになったとしても、何かやりようがあるかもしらんっていう。経験みたいなものはやらないと蓄積せえへんわけやんか。感染防止対策とかも、いまできることは全てやっておいて開催する。やめないっていうことの方が……

TOSHI-LOW:やめても良いと思うのよ、今年に関しては。イキってやる必要はないし、俺らがやったから良いとかでもなくて、こういうやり方だったらフェスやコンサートや……ライブハウスもそう。いま困窮してる人たち、音楽が好きな人たちが幸せになってほしい。ライブハウスを“悪”にしてる社会とかワイドショーなんか、どうでもいい。俺はこっちを救いたい。

奥田民生:そうやってTOSHI-LOWが、何かをやってくれる後に続きたいと思います!

佐藤タイジ:はははははは!

TOSHI-LOW:じゃあ、来年ニューアコ出てね?(笑)

奥田民生:出る出る。出てないと本当ダメだっていうのが今日わかったから。

ホリエアツシ:まさか、このキャリアで“場慣れ”が必要なんですか(笑)。

奥田民生:55にもなって、「リハやっときゃよかったな」「曲順も決めときゃよかった」って(笑)。

構成・文=風間大洋 
撮影=柴田恵理

【番組情報】
番組名:Festival Junkie Podcast
配信日時:毎週土曜配信
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