【SUMMER SONIC 2019】「ASIAN CALLING」のブッキングスタッフが語る、今年押さえておきたいアジア発アーティスト

いよいよ今週末から開催となる「SUMMER SONIC 2019」(以下、サマソニ)。昨今の88risingの台頭や韓国のHYUKOHの活躍など、いま世界中から注目されているアジアの音楽シーンにいち早く着目してきたサマソニにおいて、まだ日本ではあまり知られていない新進気鋭のアジア発のアーティストをプッシュするべく継続しているプロジェクト「ASIAN CALLING」(東京会場Billboard JAPAN STAGE)がパワーアップ!

今回は、タイ、台湾、韓国の各担当からおすすめをピックアップ、さらにブッキングの裏話もコメントしてもらいました。

TELEx TELEXs(タイ)|DAY2

タイの音楽好きな若者の間ではシティポップとヒップホップに人気が集まっており、昨年のサマソニでは88rising周辺のヒップホップ・アーティストを力を入れて呼んだので、今年は方向を変えてシティポップに注目。実は先にPhum Viphurit、STAMPの出演が決まったので、もう1組はまだ来日したことのないアーティストをブッキングしたいと思って彼らに声をかけました。タイの大衆音楽ファンにも耳馴染みがよいのか、シティポップはタイの音楽シーンにておいて絶大な市民権を獲得しており、実力のあるバンド同士が切磋琢磨しています。そのシーンの中から我々がTELEx TELEXsを選んだ大きな理由は、本質的な楽曲の良さと、シンセサイザーを巧みに使い細部まで練られたアジアトップクラスのサウンドデザインです。音源のミキシングやノリの良い譜割りから、彼らが海外の音楽を幅広く吸収していることがわかるので是非、SpotifyやYoutubeでチェックしてみてください。(阿部)

9m88(台湾)|DAY3

台湾生まれNY育ちのソウルシンガーで大学はファッション専攻という経歴の9m88(ジョウエムバーバー)。2017年に竹内まりやによるシティポップの名曲「Plastic Love」をカバーしてからアジア圏を中心に注目を集めており、曲のリリースのたびに台湾や香港などの配信チャートに入る人気ぶり。昨年香港の音楽フェス「Clockenflap」でライブを見て、絶対サマソニのお客さんにも見せたいと思って今回ブッキングしました。8月8日に最新アルバム『平庸之上 Beyond Mediocrity』を出した彼女の音楽は、R&B、ジャズ、即興、ポップスなどから影響も感じられ、とても気持ちいいメロディを奏でてくれるので、当日はお酒片手にゆらゆらと体を揺らしながら聴いてみてください。(みゆき)

赤頬思春期(BOL4)(韓国)|DAY3

女性2人によるアコースティック系シンガーソングライター・デュオの赤頬思春期(BOL4)。歌声も雰囲気もキュートなこともあり、アルバムを出すたびに韓国ではBTSやTWICEといった面々と並んでいます。ちなみにチーム名に“赤頬”と名前が付いているのは、2人が地方の出身だからだそう。彼女たちのキャラクターゆえ、ややアイドル的見え方をしていますが、個人的に魅力だと思うのは、高校生からの親友同士という2人の関係性にストーリーがあり、それが音楽にも現れていること。ミュージシャンとして可能性をインターナショナルな音楽フリークの方々にも見てもらいたく、サマソニにお誘いしました。耳に残るファニーヴォイスで聴かせるライヴはもちろん、コミュニケーション力の高さも魅力です。K-POPの枠組みでも珍しい存在なのでぜひこの機会にどうぞ!(筧)

SE SO NEON(韓国)|DAY3

フロントマンで楽曲全ての作家であるボーカル&ギターのSo!YoON!(ソユン)が、とにかく歌がパワフルでギターも激ウマ!楽曲も豊かで、現在22歳の彼女は自身がファッションアイコンでもあり、若きカリスマとして唯一無二の存在感を放つロック女子です。2017年の本国デビュー時に“一聴き惚れ”し、代表の清水も昨年韓国のフェスでその実力に魅了され決定しました。昨年秋にYogee New Wavesとの2マン公演も完売し、アジア各国をはじめ英国等のミュージシャンともコラボ歴のある国際派。すでに世界で活躍するHYUKOHに続くインディーズから世界へ羽ばたく韓国バンドとして、ロック好きは必見です!(筧)

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【SUMMER SONIC 2019】Festival Lifeが選ぶ今年サマソニで押さえておきたいアーティスト10選

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