【ライブレポート】OKAMOTO’S @ SWEET LOVE SHOWER 2017

8月に通算7作目となる最新アルバム『NO MORE MUSIC』をリリースしたばかりのOKAMOTO’S。彼らは日が暮れかかる3日目のFOREST STAGEに登場。この日は自身がある意味「デビュー・アルバム」だと語る『NO MORE MUSIC』の楽曲を中心にした最新モード。まずはその収録曲「BROTHER」で、英語詞のラップ・パートを経てスケールの大きなサビで盛り上げると、続いてメンバー&ファンとの絆を歌った「ROCKY」へ。オカモトショウが「いくぞー!!」と観客を煽ってますます演奏の熱量を上げていく。

もともとOKAMOTO’Sには、大きく分けてロックンロールやブルースなどに根を下ろした楽曲と、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどの影響下にあるファンク色濃厚な楽曲という2つのチャンネルがあるが、ファンク色の濃かった新作同様、この日の演奏もファンキーで熱い雰囲気が前面に押し出されている。その後は11年の出場以来6年振りとなった「SWEET LOVE SHOWER」との思い出を語り、ふたたび新作からの楽曲「NEKO」へ。この楽曲にはオカモトショウがKANDYTOWNをフィーチャーして初めてラップを披露したリミックス・バージョンも存在するが、この日はファンキーなベース、ギター、ドラムが生み出す抑制されたグルーヴに乗ってひとりでラップを披露して会場を湧かせる。

以降は新作のタイトル曲「NO MORE MUSIC」を経て、「初披露でした、どうもありがとう! カモン、コウキ!」とギター・リフを促して、オカモトショウもギターを抱え、同じく新作からの「90’S TOKYO BOYS」へ。4人のグルーヴがうねるように熱を帯びていく。「踊り足りないやつはいるか? 最後まで踊る準備は出来てるか!?」と観客に問いかけ、最後はくるりの岸田繁をプロデューサーに迎えた「Dance With Me」のアンサーソング「Dance With You」で終演。「踊るぞ!! まだまだ!!」と最後までひたすらグルーヴが盛り上がっていくライブでFOREST STAGEに歓声が上がった。

LIVE PHOTO

Text by 杉山仁
Photo by 古溪一道

OKAMOTO’S @SWEET LOVE SHOWER 2017
8/27(Sun)16:45〜 @FOREST STAGE

1. BROTHER
2. ROCKY
3. NEKO
4 NO MORE MUSIC
5. 90’S TOKYO BOYS
6. Dance With You

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017

日程:2017年 8/25(金) – 27日(日)
場所:山梨 山中湖交流プラザきらら
公式サイト:https://www.sweetloveshower.com/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/spaceshower_sweetloveshower/

SWEET LOVE SHOWER 2017
Festival Life特設ページ

全国フェス検索