【ライブレポート】GLIM SPANKY@ SWEET LOVE SHOWER 2017

今年で3回目の「SWEET LOVE SHOWER」出演となるGLIM SPANKYは、3日目のMt.FUJI STAGEに登場。民族衣装のようなカットソーを着た亀本寛貴(G)と太陽のモチーフが印象的な、カラフルなワンピースを着た松尾レミ(Vo,G)がステージに現れると、集まった多くの観客から歓声があがる。大きな歓声の中、始まった「アイスタンドアローン」。イントロに合わせて2人のギターが重なっていき、松尾のハスキーな声が響いていく。芯のある松尾の歌声に、観客も手をあげてこたえる。曲が終わり、松尾が「こんにちは、グリムスパンキーです」と手を軽く挙げ、「褒めろよ」を演奏。亀本が前に出てギターをかき鳴らすと、盛り上がりもさらにヒートアップした。

アップテンポな曲から一転、「闇に目を凝らせば」が始まる。松尾の美声がゆっくりとステージに響き渡り、観客はそんな松尾の歌声に導かれるように、静かに身を任せる。曲が終わった後に、2人が影響を受けたと公言している、ザ・ホワイトストライプスの「Seven Nation Army」のフレーズを弾き、始まったのは「いざメキシコへ」。続いて「怒りをくれよ」のイントロが始まると、さらに大きな歓声があがり、松尾のパワフルな声が会場を覆う。

「美しい棘」の演奏が終わると、松尾は過去に「SWEET LOVE SHOWER」に出演した際の思い出を語り、集まった観客とスペースシャワーTVにお礼を述べた。松尾がマイクを通さず「山中湖の思い出は?」と亀本に言うと「マイク持って言ってよ」とツッコミ、会場には笑い声が響いた。場が和んだところで、松尾が周りから「早く大人になりなさい」と言われた過去を語り、「その人の心をこじ開ける曲を作りたいと思って作った曲です」と「大人になったら」を披露。フォーキーなメロディーと松尾の力強くスローテンポな歌声が合わさって、観客の心に響き渡っていく。松尾と亀本が向かい合ってギターを弾き、息の合った演奏を披露。ラストは松尾が自分のギターを持ち上げ、鳴り止まぬ歓声の中、すべての演奏を終えた。

LIVE PHOTO

Text by Rie Urabe
Photo by 古溪一道

GLIM SPANKY @SWEET LOVE SHOWER 2017
8/27(Sun)12:00〜 @Mt.FUJI STAGE

1. アイスタンドアローン
2. 褒めろよ
3. 闇に目を凝らせば
4. いざメキシコへ
5. 怒りをくれよ
6. 美しい棘
7. 大人になったら

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017

日程:2017年 8/25(金) – 27日(日)
場所:山梨 山中湖交流プラザきらら
公式サイト:https://www.sweetloveshower.com/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/spaceshower_sweetloveshower/

SWEET LOVE SHOWER 2017
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