女性一人でもフェス行けちゃう!?「おひとりさまフェス」のススメ★

最近流行りのおひとりさま。「フェスは、リア充のレジャー。おひとりさまなんてありえない…」と思っている方も多いかもしれませんが、実はそんなことはありません!フェスは、女子1人で気軽に楽しめるイベントなのです。「せっかくのお休み、どこかに行きたいけど、特に行きたい場所もない。でもうちにいるのも飽きちゃった」なんてあなたにオススメしたいのが、「おひとりさまフェス」。

今回ご紹介する「おひとりさまフェス」は、”あえて”一人で参加するフェスのことです。というわけで、編集部(20代女子)が「おひとりさまフェス」のメリット・デメリットを実体験から紹介していきます。

必要なモノはたった3つだけ!

編集部(独身20代女子)が体験したおススメの「おひとりさまフェス」。「ひとりでフェスなんて、ちょっと…」と思ったそこのあなた!「おひとりさまフェス」を満喫するために、必要なものはたった3つ。これさえあれば、男性も女性も、老いも若きも、全員問題なく楽しむことができます。長年の経験上、この3つさえ忘れなければ何とかなり、十分楽しむことができるので、お忘れなきよう。

☑ 好奇心
☑ 人目を気にしない勇気
☑ スマートフォン

必要なものは、たったこれだけ!それでは来たるべき「おひとりさまフェス」参加に向けて、一人でフェスに参加した際のメリットとデメリットもを紹介していきます♪

メリット① 周りの目を気にせず楽しめる

仲間と一緒にフェスへ行くことは、ぶっちゃけ楽しいです。超楽しいんです。でも、こんなことはありませんか?

  • 観たいライブが分かれてしぶしぶ譲る。
  • 自分の観たいものに合わせてもらって、相手が楽しめているかソワソワする。
  • 自分の好きな時間にステージを見てご飯を食べたい。
  • 思いっきり踊りたいけど、周りの目が恥ずかしくてはっちゃけられない。

友達の彼氏の好きなバンドに興味無いなんて、死んでも言えない。その反対に、5年ぶりの来日なのに、友達が隣でスマホいじりだしちゃった。疲れて会話が盛り上がらなくなってきた。なんか友達に笑われそうで、思いっきりはっちゃけられない…。安心してください「おひとりさまフェス」では、周りにそういった変な気を遣わなくてイイんです!気になってたマイナーなアーティストを観たり、聴こえてきた音に誘われ、組んでいた予定を変更したり、思いっきりはしゃいだり。周りに気を遣わず好きなように楽しむことができます!会場のマナーと周りへの思いやりだけを携えて、自分の好奇心にしたがって、はっちゃけちゃいましょう!「人目を気にしない勇気」と「好奇心」これだけあれば十分です!

メリット② 会場の隅々まで満喫できる

ベースキャンプがあったり、友達との待ち合わせを決めてしまうと、意外と時間がすぐ過ぎてしまいます。おひとりさまならそんな心配はご無用!朝から晩まで何にも拘束されることなく、自分だけのための時間を過ごすことができます。フェスには、ライブ以外にも楽しめるコンテンツが盛りだくさん!会場中をゆったり自分の好きなように歩き回ってみるとたくさんの発見が。グッズやフード以外にも、雑貨屋、ワークショップ、チャリティショップなど空いた時間に気まぐれで場内を散歩してみましょう!

また、フェス会場では、アーティストがしれっとその辺を歩いていることも。勇気を出して写真やサインをお願いしたら、宝物の思い出になるかも?とにかく、一人でいると、自由な時間がたくさんあるので、ゆったりとフェスを満喫できること間違いなし!ほかにも、サーキットフェスだと会場周辺でちょっとお茶をしたり、自由に街探索もできちゃいます。

メリット③ 世界各国、全国各地のごはん・お酒を独り占め!

B級グルメ、エスニック料理、地元の名物、地酒、スイーツ。フェスは世界各国の料理やその土地のものを美味しくいただける貴重な場所でもあります。好きな音楽を聴きながら、食べたいものをいただき、お酒を楽しむ。心ゆくまでフェスのごはんを味わいつくせるのはおひとりさまならでは。じっくり選んで、じっくり食す贅沢な時間が待っています。

メリット④ 新たに友達を作りやすい

「なんか、寂しい…」楽しそうな周りの声。笑顔。時間をもてあましたときの過ごし方がわからない。スマホを1人でいじる。自意識過剰になって、みじめな気持さえしてきた…。みんな私のことなんて見ていないのに。でも唯一、ひとりフェス参加者を見ている人がいるんです。それは、あなたと同じ、一人でフェスに参加している人。これは経験から言えることですが、一人フェス参加者は、一人フェス参加者を見つけては心の中で、胸をなで下ろします。「仲間がいた」と。でもなかなか話しかけることはできません。本当は仲間なのに…

というわけで、ライブ中に、自分の周りに1人の人がいたら、思い切って話しかけてみることもおすすめ。「いきなり話しかけるなんて」と思うかもしれませんが、同じライブを一人で観ているのであれば、あなたと同じくらいそのアーティストが好きなのかもしれません。一人で来てしまうあたりも気が合いそうな気がしませんか?その場だけの付き合いかもしれないし、フェス友になれるかも!?勇気を持って、声をかけてみるのもアリ。一時的に単独行動をしているだけかもしれませんが、それでも声をかけられた方は、決して嫌な気持ちはしないはず。

またSNSを駆使すれば、一人で参加している気の合う仲間を見つけられるかもしれません!Twitterで検索したり、LINEの「オープンチャット」を活用して仲間を見つけるのも一つの手です!文明の利器を十二分に活用しましょう!

デメリット① 「それでも、やっぱり、寂しい…」


これだけメリットを紹介しましたが、ここから筆者の体験談としてのデメリットをお伝えします。1つ目は「ふと訪れる寂しさ」。周りでは仲間と話す声。フードエリアでお皿を抱え込み、1人で席に座り、ひっそり食べる。「1人で来てる人つぶやきすぎ」なんて言われた日には、いくらハートが強くても「寂しい」気持ちに。そんなときはSNSでしか繋がってない人に会いにいきます。行きの電車で見かけた参加の書き込みに返信してみたり。期待していなかった出会いがあり、会えただけで嬉しくなります。

また、筆者がフェスに参加した時に必ず見てしまう&参加してしまうのはメッセージボード。参加者がメッセージを書き込むボードです。以前フェスに参加した際に、こんな書き込みをしてみたことがありました。

数時間後に、もう1度見てみたら…

なんて返信があったこともありました。寂しい気持ちのときに見たので、ほっこりしました。(ノブさんありがとう!)

デメリット② 荷物問題

キャンプフェスなどの場合は、基地を作らない場合、荷物は自己管理です。救世主は、最寄駅のロッカーや会場のクローク。これらがあれば問題は一瞬で解決。なければ持ち運びです。大きめのリュックに、余分なものは少なめに。装備はしっかりしないと一人参加は、本当の悲劇が起こるのでご注意を。これまでのおひとりさまフェスで、持っていって役に立ったアイテムは、大きめのゴミ袋。歩き疲れて座りたいときや荷物を地面に置きたいときに、シート代わりに使えます。また、座れるイスもおひとりさまフェスでは大活躍するので、購入を検討してみてるのもアリ。

おススメのおひとりさまフェス


最後に、「おひとりさまフェス」デビューするのに大きな野外フェスはちょっと…。という方に向けて、編集部が考える気軽におひとりさまデビューしやすいフェスを選んでみました!

①サーキットフェス

都内だと、渋谷・下北沢・吉祥寺などで開催されることが多いサーキットフェス。自由な時間に買い物したり、カフェでゆったりしたり自由にできるので、孤独感が少ないです。ひとりでライブに良く行く方なら気軽に「おひとりさまフェス」デビューできちゃうかも!?

②入場無料フェス

代々木公園などで開催されるフェスは、公園散歩ついでにフェスを楽しむことができます!自分の好きな時間にご飯を食べ、ライブを堪能できます!横浜周辺で開催されるフェスは、一部マーケットが無料だったりします。

③マーケットフェス

最近では音楽ライブだけでなく、マーケットが熱い!友達と楽しむのも楽しいですが、あえて一人でマーケットフェスに参加するのもおすすめです。出店している古着屋やアクセサリーなど欲しいものをじっくり観て購入できるので、周りに気を遣わず、会場内を回ることができます!

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自由に一人の時間を堪能できる「おひとりさまフェス」。いきなり遠方のフェスに一人で行くのは、気が引けるので、近くで開催されるフェスからはじめてみることをオススメします。(全国のフェス一覧をチェック!)寂しそうに思うかもしれませんが、一度やってみると、意外にクセになって止められなくなりますよ。それでは、機会があれば、実際に「おひとりさま」でフェスに参加したときの様子をがっつりレポートしてみたいと思うので、気長にお待ち下さい♪

Photo by Sagan@豊洲野音、Rinko Enjoji
Text by Rinko Enjoji
Edit:Yuna Ishikawa