【SONICMANIA 2023】サマソニ前夜のソニマニが今年も熱い!国内随一のオールナイトフェスの魅力とは?

8月19日(土)・20日(日)に開催される「SUMMER SONIC 2023」は史上最速での全券種ソールドアウトとなり、過去最大級の盛り上がりを見せているが、今回は、サマソニ前日の8月18日(金)に開催されるオールナイトフェス「SONICMANIA」、通称「ソニマニ」をピックアップ!

今年のソニマニはフライング・ロータス、ジェイムス・ブレイク、サンダーキャットといった海外勢に加え、電気グルーヴ、Perfume、ずっと真夜中でいいのに。ら豪華な国内勢がラインナップされて、さらにサカナクションの山口一郎がオーガナイザーを務める「NF」も開催される。ラインナップ発表当初からFestival Life読者の反応も良いが、「ソニマニに行ってみたいけど中身がよく分からずやや不安」や「久々に夜遊びしたいけど踏み切れない…」といった声がSNSにあがっていたので、そんな不安を払拭すべく今年のソニマニの魅力を徹底解説します。(本記事はウェブメディアQeticとの連動企画になります)

当初とは違うラインナップに?!今年のソニックマニアについてクリエイティブマン宣伝部長・平山さんに訊いてみた【#FJPodcast 5月13日配信】

魅力① 国内随一の大箱オールナイトフェス

2001年にゴリラズをヘッドライナーに迎え初開催された「SONICMANIA」(ソニックマニア)は不定期開催を経て、2011年に復活。エレクトロミュージックを中心としたラインナップに定評があり、過去には、ナイン・インチ・ネイルズ(2018年)、マリリン・マンゾン(2015年)、クラフトワーク(2014年)、ザ・ストーン・ローゼズ(2013年)、アンダーワールド(2011年)といった大物が出演。近年は「SUMMER SONIC」の東京会場の前夜祭的な立ち位置として人気を博している。

2019年はサマソニの20周年、2020年以降はコロナ禍で開催されなかったが、昨年2022年には4年ぶりに開催され、プライイマル・スクリーム、カササビアンが出演。国内勢も電気グルーヴ、Awichをはじめ、コーネリアスの復活も大きな話題となったのは記憶に新しい。まだまだコロナ禍でオールナイトイベントが実現できていなかった時期にトラブルなく、無事に開催できたことが、翌日以降のサマソニ開催/成功につながったと言っても過言ではないだろう。

そもそも、10年ほど前には国内でもダンスミュージックを主体とした大箱のオールナイトフェスが複数開催されていたが、昨今はこの規模での開催はほとんどなくなっているのが現状だ。2000年から2013年までは同じ幕張メッセで「Electraglide」(エレクトラグライド)、1999年から2013年までは石野卓球主催の「WIRE」(横浜アリーナほか)、2008年から数年間にわたり、渋谷のクラブWOMBが幕張メッセで「WOMB ADVENTURE」というフェスを主催するなどしていたが、残念ながら今はどれも開催されていない。ロック主体のイベントとしては同じ幕張メッセで年末に「COUNTDOWN JAPAN」が開催されているが、ダンスミュージック主体のイベントは、ソニマニの独壇場になっている。

コロナ禍を経て、夜遊びを再開した人やはじめてクラブに行くという若者もよく見かけるが、大箱でのオールナイト体験というのはまた違う楽しみがある。そしてそれを豪華ラインナップで体験できるのがソニマニであり、大箱のオールナイトフェスに参加したことのない方はもちろん、「久しぶりに夜通しダンスミュージックを浴びたい!」「クラブデビューの前に一度その雰囲気を楽しみたい」といった方にも最適なイベントになので、ぜひ足を運んでみて欲しい!

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魅力② 一足先にサマソニ気分を味わえる!

前述の通り、ソニマニはサマソニ東京の前夜祭的な形での開催となり、会場はサマソニ当日と同じ幕張メッセ。ステージや飲食エリア、休憩エリアなどもそのまま同じ形で使われるので、いち早くサマソニ気分を味わうことができる。飲食に関しては、例年サマソニほど混み合うことがないので余裕を持ってお店を選べるのも嬉しいポイント。サマソニ参加予定の方は一足先に会場内を歩いて、翌日以降どのように動くかのイメージを掴んでいくのもよいだろう。

また今年はサマソニのチケットがソールドアウトしているということもあり、チケットをゲットできなかった方はソニマニで夏を締めくくるのもおすすめ。ソニマニのみの参加の方は翌日の予定を気にすることなく、休日前に朝まで楽しもう。また、サマソニ本番の土曜夜〜日曜朝にかけては近隣のホテルや温泉施設なども混んでいるが、それに比べると金曜夜〜土曜朝は余裕があるので、オールナイトで楽しんだ後に少し休憩してから帰るのもあり。

現時点でサマソニ同様、プラチナチケットはソールドアウト。一般チケット(14,000円)はまだ購入可能。当日券の販売可否は開催直前に公式サイトをチェックしてほしいが、確実に参加したいという方はなるべく早くゲットしておくことをおすすめする。

魅力③ 今年も豪華なラインナップが集結

本パートは、ウェブメディアQeticとの連動企画(SONICMANIA 2023ウキウキ妄想プレイリスト)で、Festival Lifeでもソニマニ当日の編集部の動き(予定)を再現したプレイリストを制作。Qetic+Festival Life制作のプレイリストを参考に、しっかりとソニマニの予習をしてから8月18日(金)の夜に備えてください!

19時半から朝まで踊り続ける!

「ソニマニは夜遅めから?」なんて言ってくる人がいたら完全に否定して、オープニングの19時半には鋭児からスタート!先日のフジロックでも、初日の朝一を見事に務めた彼らがソニマニでもトップバッターに。バンドの勢いと昨今のソニマニ/サマソニの盛り上がりを象徴するようなオープニングになること間違いなし!日付が変わるまでは、DJとしてどんな展開を見せてくれるのか今だに謎の多いグライムス、どのようなセットを仕込んでくるのか楽しみなずっと真夜中でいいのに。、安定のサンダーキャットといったアクトを楽しんだ後は、大物続きの深夜帯へ。サマソニのビーチステージにも出演する、ラテン・グラミー賞受賞アーティストカミーロをこの時間で観られるのは超贅沢!24時すぎのフライング・ロータス、アリ・シャヒード・ムハマド(A Tribe Called Quest)、カミーロの時間帯は一体自分がどのステージにいるのか、その瞬間になるまで正直分からない…そして、電気グルーヴ、ジェイムス・ブレイク、オウテカを経て、PUNPEEの「夜を使いはたして」で綺麗に〆る?いや次の日のことは気にせずムラ・マサまで踊り明かす?

SONICMANIA 2023

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